和歌山県職員が飲酒運転事故で懲戒免職処分

2024年03月22日 22時26分

事件・事故政治

去年(2023年)12月、職場の懇親会で飲酒したにもかかわらず、自宅の最寄り駅から自家用車を酒気帯び運転して物損事故を起こしたとして警察に現行犯逮捕され、その後、簡易裁判所から罰金刑を受けた、和歌山県の60歳の男性職員が、きょう(22日)付けで懲戒免職処分となりました。

懲戒免職処分となったのは、人事課の企画員の60歳の男性職員です。

県・観察査察課の調べに寄りますと、この男性職員は、海草振興局の農林水産振興部長をしていた去年12月8日のよる、和歌山市内で行われた懇親会で飲酒をしたあと、電車で広川町内の駅で下車し、駅付近の駐車場に停めていた自家用車を運転して由良町内の自宅へ戻る途中、運転操作を誤って対向車線にはみ出して、向かってきた車と正面衝突したものです。

その後、通報で駆けつけた警察官が、男性職員から基準値の2倍を超えるアルコール分を検出したため、酒気帯び運転の現行犯で逮捕し、その後、罰金35万円の刑を受けたものです。

また、県のその後の調べで、この男性職員が2014年度から2017年度にかけても、複数回、飲食店で酒を飲んだ後に飲酒運転で帰宅したこともわかり、県では、地方公務員法に違反する重大な行為として、きょう付けで男性職員を懲戒免職処分としました。

職員は、県の事情聴取に対し「自分はなんて馬鹿なことをしたのか」と話しているということです。

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