廃止予定の和歌山市内の3バス路線運行継続へ/和歌山県

2024年03月19日 14時08分

交通社会

和歌山市や海南市を主な営業エリアとする和歌山バスは、今年(2024年)9月末で廃止する予定だった和歌山市内で運行する3つの路線について廃止予定を取りやめ、企業努力を行い、可能な限り運行を継続することを決めたと発表しました。これは和歌山バスが発表したものです。和歌山バスでは赤字幅が大きい鳴神線や雑賀崎循環線、六十谷線について来月(4月)から減便し今年(2024年)9月末で廃止する予定でした。

この間和歌山バスは、和歌山市や、地元の自治会関係者と協議していて、和歌山市も新年度予算に運行継続にかかる費用を計上するなどしています。

こうしたことから和歌山バスでは、9月末の廃止を予定を取りやめ企業努力を続けながら可能な限り運行を続けることを決めました。

運行継続を決めた和歌山バスでは今後も慢性的な運転手不足や、物価の高騰などで利用者の少ない不採算路線の運行が困難になるとして一人でも多くの利用を呼びかけています。

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