東日本大震災13年高野山で追悼法会/和歌山県
2024年03月11日 19時09分
東日本大震災から13年となったきょう(11日)、
高野町の高野山奥の院にある、東日本大震災物故者慰霊碑前で、
追悼法会(ほうえ)が営まれました。
奥の院は、およそ2キロメートルの参道に樹齢数百年の杉や供養塔が立ち並ぶ高野山の聖地で、きょう(11日)は、高野山真言宗総本山金剛峰寺の今川泰伸(いまがわ・たいしん)宗務総長ら、およそ30人の僧侶が読経し、犠牲者を追悼して早期復興を祈りました。また、訪れた参詣客らも焼香し、大震災と能登半島地震で犠牲になった人々に手を合わせました。
埼玉県から訪れた看護師の52才の女性は、「能登半島地震もあり、改めて防災に対する意識を高めるべきだと思った」と話していました。