タカショーデジテック、iFデザインアワード2024受賞

2024年03月11日 19時10分

社会経済

海南市に本社があるタカショーデジテックが参画する有田市矢櫃(やびつ)地区で行っている「矢櫃ライトアッププロジェクト」が世界三大デザイン賞の一つiFデザインアワード2024をこのほど受賞しました。

受賞はタカショーデジテックのほか有田市など地元の団体で構成する「くらしちゃる矢櫃運営委員会」が2022年8月に行ったインスタレーションアート「矢櫃ライトアッププロジェクト」の運営が評価されました。このプロジェクトでは、矢櫃地区の海の美しさや夕暮れや夜空、人々の暮らしなどを表現するため、空き家だけをライトアップしました。受賞者のひとりでタカショーデジテック社長の古澤良祐さんは「イベント自体をシークレットにして集客を目的とせず、インスタレーションアートの作品として行ない、映像でそれを残すことでこの町の魅力や課題を認識してもらえる」と制作にかけた気持ちを話していて、今回の受賞を喜んでいます。タカショーデジテックでは、和歌山市のけやき大通りや白浜町の白良浜ををライトアップするイベントに参画したり、廃校になった小学校のメタセコイアをライトアップするなど光を通して地域の活性化や分散型社会の構築に取り組んでいます。

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