ロケット打ち上げ延期 浦神会場の参加者も残念

2024年03月09日 16時34分

イベント社会経済

那智勝浦町浦神の旧浦神小学校跡に設けられた発射見学場では2500人を超える見学者が集まり発射を見守りました。

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会場には大型モニターが設置され、午前11時1分の発射30秒前から会場全体でカウントダウンを行いましたが、発射予定時刻を過ぎても大型モニターの映像に変化がなく、会場は静寂に包まれました。

その後、11時17分に発射時刻の変更が伝えられると会場には安どの声と歓声が上がりました。

2度目の発射予定時刻の30秒前から会場全体で再びカウントダウンを行いましたがメインエンジンに点火されることはなく、発射予定日の延期が会場に伝えられると、ため息とともに会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

和歌山市から親子連れで訪れた40代の女性は「楽しみにしていたので大変残念ですが、3月31日までチケットが有効ということを聞いたので、少し安心しました。必ずまた来ます。」と話し、8歳の男の子は「楽しみにしていたけど上がらなかった。また来ます」と少し残念そうにしていました。

会場の旧浦神小学校には高さ13メートルのロケットカイロスの模型も設置されていて、
多くの観客が記念撮影をしていました。

また周辺の道路や車の退避場などはすべて侵入が規制されていましたが、事前の周知が行き届いていたのか、見学場周辺の国道42号線には大きな渋滞は発生しませんでした。

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