紀陽銀行は、和歌山市にある湊()支店の新店舗を、きょう（２６日）オープンし、原口裕之(はらぐち・ひろゆき)()頭取()らがテープカットで祝いました。

和歌山市湊の紀陽銀行湊支店は、１９６５年（昭和４０年）１２月に開業し、５９年間にわたって地域の金融窓口として親しまれていますが、建物の老朽化や、顧客サービスの向上のため、旧店舗のとなりに新店舗を建設しました。

新店舗は延べ床面積が４５６平方メートル、このうち、接客スペースが９８平方メートルと　旧店舗より拡大され、資産運用窓口や応接室などを拡充したほか、多機能トイレや太陽光発電施設も設置しました。

また、旧店舗のスペースは、ことし９月をめどに駐車場として再整備する予定です。

午前９時、湊支店の山路政義()(やまじ・まさよし)支店長自らがシャッターを開けて、来店客に「いらっしゃいませ」と声を掛けて新店舗に迎え入れていました。

紀陽銀行では「和歌山市内の来店客が多い支店なので、更なる利便性の向上と、金融インフラの維持に努めたい」と話しています。

なお紀陽銀行では、ことし９月９日に、和歌山市の西浜出張所を湊支店に統合する予定です。