和歌山市の30代男性、電子マネー80万円詐欺被害
2024年02月25日 15時16分
和歌山市内に住む30代の男性が、架空請求により、電子マネー80万円分をだまし取られました。和歌山東警察署が、特殊詐欺事件として捜査しています。
今月(2月)17日の午前10時頃、和歌山市に住む30代の男性の携帯電話に、大手通信事業者を名乗る男から電話があり「アプリに未払いがあり、訴訟を回避するため、コンビニで電子マネー30万円分を購入する必要がある」「支払った95%は返金される」「電話をつないだまま購入するように」などと指示され、男性は言われるままに、電子マネーを購入し、カード番号を相手に伝えました。その後、別の団体を名乗る男から別のアプリに関し、同様に「電子マネー50万円分を複数のコンビニで購入して支払うよう」指示され、男性は従いました。このあと、支払いを不審に感じた男性が警察に相談し、詐欺と分かりました。
警察は、架空請求による特殊詐欺事件として捜査していますが、「電子マネーを買って番号を送って」や「キャッシュカードを渡して」「保険料を還付します」といった電話を受けた際は、詐欺を疑い、直ちに電話を切って、被害防止専用フリーダイヤル0120・508・878に電話し、確認するようを呼びかけています。