わかやまスポーツ伝承館 バウンドテニス展

2024年02月24日 16時45分

イベントスポーツ

日本で考案されたニュースポーツ、バウンドテニスの魅力を紹介する「バウンドテニス展」が和歌山市本町のフォルテワジマ3階、わかやまスポーツ伝承館で開かれています。

バウンドテニスは1980年(昭和55年)、メルボルンオリンピックのレスリングで金メダルを獲得した笹原正三(ささはらしょうぞう)さんによって考案されたスポーツで、バウンドテニスの「バウンド」はボールがよく弾むことと、英語で「限られたスペース」を意味する「バウンダリー」に由来します。

バウンドテニスは、縦10メートル、横3メートルのテニスコートの6分の1の面積の中で、柔らかいボールをラケットで打ち合う競技で、ネットの高さが50センチしかないのも特徴です。

子供からお年寄りまで楽しめる生涯スポーツとして、和歌山県内でも教室や体験会が開かれています。

わかやまスポーツ伝承館で今月(2月)17日から始まった展示では、ラケットやボール、ユニフォーム、それに和歌山県バウンドテニス協会の西山久雄(にしやまひさお)さんが去年(2023年)6月、第41回全日本バウンドテニス選手権大会シニア男子シングルスで獲得した優勝メダルなどが展示されています。

NPO法人わかやまスポーツ伝承館の宮井治夫(みやい・はるお)さんは「わかやまスポーツ伝承館では、和歌山県体育協会に加盟しているスポーツ団体の展示を定期的に開いています。バウンドテニスは、若い人からお年寄りまで楽しめるスポーツなので、展示を見て興味を持ち、多くの人に取り組んでいただきたい」と話しました。

わかやまスポーツ伝承館の開館時間は、午前10時から午後7時まで。「バウンドテニス展」は来月(3月)25日まで開催されています。入館は無料です。

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