万博関連の情報<発信:和歌山県>

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フードバンク和歌山に食料寄付 損保ジャパン和歌山支店

2024年02月21日 21時29分

社会

和歌山県内各地で困窮世帯を支援しているNPO法人・フードバンク和歌山に対し、損害保険大手の損保ジャパン和歌山支店と代理店がきょう(2月21日)、食料品や日用品などを寄附しました。

フードバンク和歌山の鈴木事務局長(左)に目録渡すAIRオートクラブ和歌山支部の榊本支部長

これは、社会貢献活動の一環として行っていた献血の支援活動が、コロナ禍で実施できなくなったため、2021年から、損保ジャパン和歌山支店と、代理店組織のJSA中核会和歌山支部、それに、損保ジャパン自動車整備工場代理店組織のAIR(エア)オートクラブ和歌山支部が、それぞれの社員に呼びかけ、賞味期限前の食料品や日用品などを、NPO法人のフードバンク和歌山に寄付していて、今年で4回目となりました。

きょう午前11時から、和歌山市美園町の損保ジャパン和歌山支店で行われた目録の贈呈式では、AIRオートクラブ和歌山支部の榊本雅之(さかきもと・まさゆき)支部長がフードバンク和歌山の鈴木正文(すずき・まさふみ)事務局長に目録を手渡し、関係者が記念写真に納まりました。

(左から)榊本さん、鈴木さん、岡元さん、損保ジャパン和歌山支店の針山支店長

JSA中核会・和歌山支部の岡元賢士(おかもと・けんじ)支部長は「活動を通じて、教科書が欲しい、といった声を聴くこともあり、困窮する生活の大変さを実感しています。集まる品数は、年々増え、今年は1000点を超えました。これからも続けていきたいし、全国の仲間にも発信していきたい」と話しました。

また、フードバンク和歌山の鈴木事務局長は「油も買えなくてどうしようもない、という声が届くなど、物価高で、生活困窮者が増えています。このように大量の物資を届けることができ、ありがたく思っています」と感謝の言葉を述べた一方、「今年の3月末で支援団体からいただいている助成金が終わるので、4月から自己資金だけでどこまで活動が続けられるか不安です」と話し、フードバンク和歌山への支援を募っています。

今回、寄附された食料品や日用品は、フードバンク和歌山の鈴木局長らが、贈呈式の後、軽のバンに積み込み、活動拠点となっている御坊市の倉庫へ運びました。

フードバンク和歌山では、賞味期限で仕分けをした上で自治体や社会福祉協議会などから寄せられる要望に基づき、物資を届け、要望した自治体などが、生活に困る人たちに配分します。

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