能登半島地震・石川県七尾市に和歌山県からボランティア派遣へ
2024年02月20日 19時54分
和歌山県と県・災害ボランティアセンターは、能登半島地震の被災地のひとつ・石川県七尾市を支援するため、来月(3月)1日から3日にかけて、災害ボランティア20人を現地に派遣することになりました。これは、石川県から依頼を受けて行われるもので、地震後、ボランティアが和歌山県から派遣されるのは、これが初めてです。
県と県・災害ボランティアセンターでは、事前に登録した県内のボランティアスタッフ20人を現地に派遣する予定で、3月1日・金曜日の午後11時に和歌山市手平の和歌山ビッグ愛をバスで出発し、翌朝(2日)七尾市に到着後、午前10時から活動を行い、現地で宿泊します。
次の日(3日)も午前10時から七尾市で活動を行ったあと、和歌山へバスで戻り、4日の午前0時ごろ到着する予定です。
現地では、災害で発生したごみの片付けや運搬などを中心に、七尾市の災害ボランティアセンターの指示で活動します。
ボランティアの宿泊料と食事代はいずれも自己負担で、ボランティア保険に各自加入します。
和歌山県の岸本周平知事は「現地で宿泊できる体制が整いつつあり、石川県の依頼を受け初めて派遣する。和歌山県もあすは我が身なので、この活動から危機管理の面で学びたい」と話しています。