古座川沖で漁船座礁、けが人や油流出なし

2024年02月18日 15時17分

事件・事故

きょう(18日)午前、串本町の古座川沖の浅瀬で漁船が座礁しましたが、けが人などはなく、油の流出もありませんでした。

きょう午前8時すぎ、串本海上保安署に、「串本町古座(こざ)の古座川沖にある箱島(はこしま)付近の浅瀬で座礁し、動けなくなった」と、漁船「道丸(みちまる)」4・9トンから救助要請がありました。このため、海上保安署では、巡視艇を現地に向かわせるとともに、地元の水難救済会に協力を要請しました。

その後、「道丸」は、自然に離礁しましたが、自力航行はできず、到着した巡視船が、船に乗っていた6人全員を救助するとともに、船体を串本港まで曳航しました。乗船者にけがなどはなく、「道丸」に浸水や油漏れはありませんでした。

海上保安署の調べによりますと、「道丸」は、きょう午前8時頃、串本港を出港し、沖合に向け航行していましたが、箱島付近で座礁し、自力航行ができなくなりました。

事故当時の天候は晴れで、視界は良好、南の風が13メートル、波の高さは50センチでしたが、2メートルから3メートルのうねりがあり、海上は時化(しけ)ていたということです。

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