県名匠表彰50周年記念展、3月に県文で

2024年02月18日 16時17分

社会

和歌山県名匠(めいしょう)表彰の50周年記念展が、来月(3月)6日から11日まで、和歌山市の県民文化会館・大展示室で開かれます。

県名匠表彰は、県内の伝統ある貴重な工芸品や生活用品の製作などの技術を保持し、地域社会への技術文化の向上と発展に功績のある人を讃えるもので、1974年度から行われ、今年度までに87人が受賞しています。

記念展では、2014年から昨年度までの受賞者をあらためて顕彰するほか、今年度の受賞者、橋本市の紀州高野組子細工(くみこざいく)製作、池田秀孝(いけだ・ひでたか)さんの業績を讃え、製作工程の紹介や作品の展示が行われます。

また、記念展期間中の来月9日には、池田さんと、昨年度に名匠表彰を受けた田辺市の紀州松煙墨(しょうえんぼく)製作、堀池雅夫(ほりいけ・まさお)さんが、それぞれワークショップを開催します。

あわせて、同じ会場で、昨年度と一昨年度に、それぞれ県文化表彰の文化奨励賞を受けた紀の川市出身のグラフィックデザイナー岩田直樹(いわた・なおき)さんと、有田市出身・在住の現代美術家、伊藤彩(いとう・あや)さんの受賞記念展も開催されます。

入場はいずれも無料ですが、ワークショップへの参加は申込みが必要で、詳しくは、和歌山県のホームページ、または、県庁文化学術課で問い合わせに応じています。

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