和歌山市の一般社団法人防災用品研究所が主催する第６回防災川柳の表彰式が、きょう（１０日）和歌山商工会議所で開かれました。

今回は県内外から１１１０句が寄せられ、小学生の部と一般の部に分かれて審査が行われ１６の入選作が選ばれました。

表彰式では、入選した句が読み上げられ、受賞者に表彰状や副賞が贈られました。

このうち、小学生の部では、和歌山市立松江小学校５年生の川口結加（かわぐち・ゆうか）さんの作品「膝痛い　避難訓練　祖母走る」が最優秀に選ばれ表彰を受けました。

川口さんは「膝が痛いと言いながらおばあちゃんがしっかり走ったのでその様子を川柳にしました」と話しました。

また一般の部の最高齢は１０１才の男性で、「行けるうち　行こうと誘う　避難先」という句を寄せ、特別賞に選ばれました。