高野山で寒中水行、真冬恒例の荒修行

2024年01月28日 16時48分

社会

世界遺産の高野山・奥の院の「水行場(すいぎょうば)」で、きょう(28日)、高野山真言宗の信者らが、冷たい水の中に入り、身を清める恒例の荒修行「寒中水行(かんちゅうすいぎょう)」が行われました。

厳しい冷え込みの中、水行に挑んだのは、奈良県川上村(かわかみむら)の宝寿院(ほうじゅいん)住職、辻田真海(つじた・しんかい)さん63歳と信者ら、あわせて9人で、参詣客らが見守る中、数珠を持ち、白衣をまとい、わら草履姿で腰まで水に身を沈め、拍子木が鳴りひびくおよそ15分間、手を合わせ、一心不乱に般若心経(はんにゃしんぎょう)を唱えました。

辻田住職は「能登半島地震で亡くなった方を追悼し、復興を祈った」と話していました。

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