和歌山弁護士会・新会長に谷口拓弁護士

2024年01月24日 18時42分

社会

和歌山弁護士会の新しい会長に、谷口拓(たにぐち・ひらき)弁護士が就任することになり、きのう(1/23)開かれた記者会見で抱負を語りました。

抱負を語る谷口弁護士

和歌山弁護士会によりますと、新たな役員選挙の立候補の届け出がきのう行われた結果、会長1人と副会長3人の枠に人数通りの候補者が出て、無投票で次の正副会長が決まりました。

会長に決まった谷口弁護士は、和歌山市出身の51歳で、同志社大学大学院法学研究科を修了後、2002年に司法試験に合格し、2004年、和歌山弁護士会登録の弁護士となりました。そして、これまでに和歌山弁護士会の副会長や民事介入暴力及び非弁護士活動対策委員会の委員長などを歴任してきました。

記者会見で、谷口弁護士は、「これまでの和歌山弁護士会の活動方針を踏襲する」とした上で、特に、現在、対面で行っている法律相談をオンラインでも実施するための取り組みに力を入れる考えを示しました。

この中で、谷口弁護士は、 和歌山県内の弁護士が、和歌山市や田辺市など5つの市だけに偏在していることを指摘し、「リモートの活用で、すぐに弁護士にアクセスできない過疎地の人たちも法律相談を受けられるようになる。個人宅ではなく、役場の設備などを活用したリモートによる法律相談ができないか、さらに検討し、取り組みを推進したい」と述べました。

会長のほか、新たな3人の副会長には、

藤田隼輝(ふじた・じゅんき)弁護士43歳と、

東紘資(ひがし・こうすけ)弁護士40歳、

それに森脇大介(もりわき・だいすけ)弁護士41歳の

3人が就任することになり、きのうの記者会見に同席しました。

和歌山弁護士会の会長と副会長の任期は4月1日から1年間です。

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