和歌山県・新年度(2024年度)事業の知事査定はじまる

2024年01月18日 11時42分

交通政治経済

和歌山県の新年度(2024年度)事業の知事査定が、きょう(18日)スタートし、岸本周平知事が、各部局から提出された事業案の説明を受けました。

きょうの知事査定のもよう(1月18日・和歌山県庁・知事室)

今回の知事査定は、政策的な判断で特に重要な7件の新年度政策・あわせておよそ123億円分の事業が対象となっています。

初日のきょうは、査定の一部が報道関係者に公開され、県土整備部・港湾空港振興課からあげられた、南紀白浜空港の利用促進事業案・およそ3798万円の概要について、県土整備部の福本仁志(ふくもと・ひとし)()部長が岸本周平知事に説明しました。

この事業では、空港リムジンバスの無い南紀白浜空港にJR紀伊田辺駅とを結ぶバスを運航する実証実験や、一般から公募した愛称「熊野白浜リゾート空港」の標識・表示などの更新と、空港運営会社や観光事業者などと連携したPR、それに、滑走路2500メートル延長を想定した、需要や利用客数の見込みの調査費用などが含まれています。

説明を受けた岸本知事は「民間企業などとの連携を前提とする県の観光と産業振興の観点から認める」と答え、ことし(2024年)世界遺産登録20周年を迎える「紀伊山地の霊場と参詣道()」との連携も含めて、部局を超えた連携を福本部長に求めました。

知事査定は今月(1月)24日まで行われ、査定後、新年度予算案は来月(2月)22日に開会予定の2月定例県議会に提案される見込みです。

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