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旧和歌山市民会館優先交渉先決まる

2024年01月17日 17時19分

政治歴史・文化経済

旧和歌山市民会館の跡地利用について和歌山市はこのほど開いた審査会で和歌山市の企業などで構成する旧和歌山市民会館活用事業JLLグループが優先交渉権者に決まったことを明らかにしました。

優先交渉権者に決まったのは、東京に本社がある不動産企業のジョーンズラングラサール株式会社と和歌山市に本社がある株式会社KEGキャリアアカデミーで構成するグループです。

市が公表したこのグループの計画案では、旧市民会館の管理棟の部分を改修して英語教育などを行う幼稚園やDX関連の施設を誘致するほか、ホール部分を解体してホテルや屋外広場、商業施設などを建設するというものです。

敷地内にはホテル専門学校をはじめサーフィンやサイクリングの専門店などを誘致する計画です。

また施設北側を流れる市掘川に遊歩道を設けるなど親水性もうたっています。

用地は50年の定期借地方式で、和歌山市では今後3か月以内にこの企業体と基本協定を締結し、その後1年以内に事業契約を結ぶ計画で交渉を進めるとしています。

審査会の決定を受けた後の定例記者会見で和歌山市の尾花正啓市長は、「幼児の語学教育やDX関連事業など和歌山市が目指している方向性に合致している」と事業の進捗に期待を寄せてています。

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