近大付属和歌山高校で卒業式 和歌山県内最早

2024年01月17日 17時26分

教育社会

和歌山市の近畿大学附属和歌山高校できょう(1月17日)、和歌山県内の高校で最も早い卒業式が行われ、大学受験を控えた高校生が、一足早く学び舎をあとにしました。

近大付属和歌山高校では、卒業生全員が出席して思い出に残せるよう本格的な受験シーズンを迎える前のこの時期に、卒業式を行っています。

1991年から実施されていましたが、新型コロナウイルスが流行した2021年と22年は、3月に延期され、去年(2023年)から、再び1月に卒業式が行われています。

今年(2024年)は、卒業生346人が体育館で行われた式典にのぞみ、担任教諭が全員の名前を読み上げた後、卒業生を代表して、南出彩伽(みなみで・あやか)さんが、川合廣征(かわい・ひろゆき)校長から卒業証書を受け取りました。

卒業証書を受け取る南出さん

式典で、川合校長は、京セラ創業者の故・稲盛和夫(いなもり・かずお)氏の『利他の心に立って判断する』という言葉を紹介し、「今の日本では、簡単に人の命を奪う事件や高齢者を狙った詐欺事件など、自分さえよければいいという考え方に基づく社会問題が多発しています。卒業する皆さんには、自分を犠牲にしても他人を助けようとする『利他の心』に立って周りから信頼される人に成長し活躍してほしい」と、はなむけの言葉を贈りました。

式辞を述べる川合校長

この後、在校生による送辞を受けて、木村俊介(きむら・しゅんすけ)さんが答辞を述べ、「春からそれぞれ進む道は分かれますが、この先、再び困難な場面にぶつかっても、鮮やかな青春の思い出と、逆境にも負けなかった強さが礎となり、私たちに力を与えてくれるでしょう。その力で、高い壁さえも新しいステージへの扉だと思い、前に進んでいきます」と語りました。

答辞を述べる木村さん

卒業式の最後には、式典に出席した在校生や卒業生の保護者らが校歌を斉唱していました。

卒業生は、大学入試に向けた直前講習や個別指導を受けるため、卒業した後も登校することになっています。

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