和歌山市出身・ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督が和歌山県庁を表敬訪問
2024年01月15日 18時55分
和歌山市出身で、プロ野球・ソフトバンクホークスの1軍監督に就任した小久保裕紀(こくぼ・ひろき)さんが、きょう(15日)和歌山県庁を訪れ、岸本周平知事に就任を報告しました。
小久保監督は、きょう午前10時過ぎ、県庁の知事室を訪れ、岸本知事と懇談しました。岸本知事は「小久保監督は現役時代華々しい実績を持つ一方で、ケガや手術を何度も経験したが、そこを乗り越える姿がとてもかっこいい。子どもたちの憧れオーラが出ている」とたたえ、チームの躍進を期待しました。
小久保監督は「上手くいっているときより、挫折や停滞を経験してもがいた時の方が、より自分のことを考えるし、伸びる力にもつながる」と振り返りました。
このあと小久保監督は、県立橋本高校から明治大学野球部で活躍した、県議会の中本浩精(なかもと・こうせい)副議長を訪問し、野球談義に花を咲かせました。
県立星林(せいりん)高校出身の小久保監督は、かつて紀三井寺公園野球場で高校球児としてプレイした同志で、県立箕島高校出身の吉井理人(よしい・まさと)監督が率いる千葉ロッテマリーンズとの対戦が増えることについて記者に質問されると「1軍監督は勝つことが使命。加えて、プロ野球全体の発展や繁栄を頭に入れて、和歌山出身同志、互いにパ・リーグを盛り上げ、より多くの人を球場に呼び込んで、素晴らしい試合をしていくことが重要だ」と語りました。
小久保監督は、午後は和歌山市役所を訪問し、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長にあいさつしました。