和歌山市、既存の交通機関活用を市民に呼びかけ/和歌山県
2024年01月09日 17時28分
和歌山市内で3つのバス路線が今年9月で廃止されることについて和歌山市の尾花正啓市長は、市民に既存の公共交通機関の利用を重ねて呼びかけるとともに、新年度に関連した対策をとっていく方針を明らかにしました。
これはきょう(9日)開かれた定例の記者会見で尾花市長が記者の質問に答えて明らかにしました。
和歌山市では東部地区や雑賀崎を走る和歌山バスの3つの路線が利用客の減少や運転手不足で今年(2024年)9月末で廃止することが昨年末に発表されました。これを受け尾花市長は、「市内ではこれまでも路線バスが廃止された地域では、地域バスを運行するなどしている。市として市民の移動手段をどうしたら確保できるかを検討する」とこれまでの取り組みや考えを示しました。
その上で尾花市長は、「市民に既存の公共交通機関の利用して欲しいと」述べ、新年度に新たな利用促進の対応をしたいとの考えを示しています。