十日ゑびす・和歌山市の東の宮恵美須神社で福笹づくり

2024年01月08日 18時25分

イベント歴史・文化

和歌山市吉田()東の宮恵美須()神社では、あす(9日)からはじまる「十日ゑびす()」・えべっさんを前に、縁起物の福笹()づくりが行われました。

福笹に縁起物の飾りをくくりつける女性ら(1月8日・和歌山市吉田・東の宮恵美須神社)

神社では朝からえべっさんの準備が進められていて、吉兆殿()の2階では、女性たちが、竹の産地・和歌山市山東()で伐採された笹に、俵や鯛、サイコロなどの縁起物を飾りつけていました。

和歌山市山東地区で伐採した笹を使用

福笹づくりはことし(2024年)で5年目になるという女性は「福笹を授かった人に福が訪れるように、心を込めて作っています」と話していました。

神社責任役員の那須賢二さん

東の宮恵美須神社・責任役員の那須賢二(なす・けんじ)()さんは「福を持って帰って頂けるように、一生懸命作っています。このほかにも様々な催しや、5万円分の旅行券やグラファイトトースターなど、豪華な景品の当たる福引きも用意しているので、笑顔で参拝してもらえたら」と話しています。

十日戎を前に用意された縁起物

神社では、あす9日の宵戎()、あさって10日の本戎()、それに11日の残り戎()の3日間、福笹や熊手などの縁起物を多く取りそろえ、参拝者を迎え入れます。このほか、豪華な賞品が当たる福引抽選会や、和歌山のえべっさん特有の「のし飴」の販売も行われる予定です。

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