【新型コロナ】和県内で増加 インフルほぼ横ばい

2024年01月05日 21時51分

社会福祉・医療

和歌山県内の定点医療機関から寄せられる新型コロナウイルスの最新の感染者数が増加し、インフルエンザの感染者巣はやや減ったものの、ほぼ横ばいで推移していることがわかりました。

これは、和歌山県がきょう(1月5日)発表したものです。

県健康推進課によりますと、先月(12月)31日までの1週間に、県内49の定点医療機関で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は223人で、前の週より51人増え、増加に転じました。

保健所管内別では、海南で17・67人となるなど、海南、岩出、橋本、湯浅、新宮の管内で前の週を上回り、そのほかの和歌山市、御坊、田辺、串本支所の管内では、減っていますが、減少幅は小さくなっています。

この1週間に新たに入院した感染者は95人で、前の週の39人と比べて2倍以上に増えています。

この理由について、県健康推進課は、「院内感染の発生が散見される」としていて、「新型コロナについては、年末年始で医療機関が休んでいる中で、増加傾向にある」として注意を呼びかけています。

一方、インフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり18・57人で、やや減少しています。

県健康推進課は、「インフルエンザについは、冬休み中で小中学校などでの集団感染がないため、減少しているが、今後、3学期が始まると、増加に転じる可能性がある」としてインフルエンザ、新型コロナウイルスともに、咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

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