和歌山市役所の仕事始め式・尾花市長「変化への挑戦を」

2024年01月04日 14時18分

政治

正月三が日が明けたきょう(4日)和歌山市の和歌山城ホールで、和歌山市役所の仕事始め式が開かれました。

和歌山市役所の仕事始め式のもよう(1月4日・和歌山城ホール・小ホール)

午前10時に開かれた仕事始め式では、尾花正啓()(おばな・まさひろ)市長が年頭にあたっての訓示を行い、はじめに、元日に発生した能登半島地震について「被災者に心からお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興を祈念している。和歌山市では、消防局が県内の各消防本部と共に元日から現地へ救援活動に出発し、企業局もきのう(3日)から給水支援に出かけている。あわせて、義援金の募金箱をきょうから設置するほか、今後、建物などの危険度判定士の派遣も検討していく」と述べました。

年頭の訓示を行う尾花市長

続いて、業務のあり方について「コスモパーク加太(かだ)のグーグルのデータセンター進出や、関電LNG火力発電所予定地への企業誘致など、DXやGX関連産業誘致のチャンスが来た。ポストコロナとして受け身で待つのではなく、ビヨンドコロナとして能動的に乗り越えることが大事だ。また、時代に合わなくなったり、市民生活から離れた事務については、休止もしくは廃止することで、働き方改革や市民サービスの向上につなげて欲しい。変化することに挑戦し、失敗を恐れず積極的に改革を進めて欲しい」と呼びかけました。

きょうの仕事始め式には、課長級以上の幹部職員およそ150人が出席しました。

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