土砂崩れ現場で人骨発見 不明の和歌山県70代男性か 

2023年12月29日 20時39分

事件・事故社会

今月(12月)23日、奈良県下北山村の国道で発生した土砂崩れに車が巻き込まれ、その後、男性1人が救助された事故で、現場で骨のようなものが多数確認されました。警察や消防は、行方がわからなくなっている和歌山県の70歳代の男性の可能性があるとみて、身元の確認を急いでいます。すべての捜索活動が、きのう(12月28日)終了し、ほかに被害は確認されませんでした。

この事故は、今月23日の夜、奈良県下北山村の国道169号線で、高さおよそ5メートル、幅およそ30メートルにわたって土砂が崩落したもので、クルマの男性1人が巻き込まれ、およそ7時間後に救助されました。現場では、白煙が上がるのが確認されていました。

この後、ここを車で通ったとみられる和歌山県の男性の家族から釣りに出たまま連絡が取れないと通報があり、これまでに土砂の中からナンバーが一致する車が見つかっていました。そしてきのう、全焼した車両から、焼けた人の骨のようなものが見つかりました。警察が身元の確認を急いでいます。

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