発電所計画中止でGX関連などいろいろな企業の誘致をと尾花市長/和歌山市
2023年12月28日 16時13分
関西電力が和歌山市沖の埋め立て地に計画していたLNGによる火力発電所計画を中止したことについて和歌山市の尾花正啓市長は、「広大な用地があるので自然エネルギー関連など様々な企業に来てもらい和歌山市の産業をけん引してもらえればと期待を寄せています。
定例の記者会見で記者の質問に尾花市長が答えました。尾花市長は「発電所の計画用地だけで95ヘクタールと広大で、平成16年(2004年)から事業が止まっていたので関西電力に事業化を働きかけていた。1000億円規模の特別損失が出るということだったが、今回の関西電力の決断は評価したい」と述べました。その中で尾花市長は「自然エネルギー関連企業など様々な企業に集まってもらい、和歌山市の産業をけん引してもらえれば」と新たな企業の誘致に期待を寄せました。跡地利用について関西電力と和歌山市や県が協議会を発足させて企業誘致を進めることになっています。