万博関連の情報<発信:和歌山県>

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2022年産みかん 産出額も日本一 8年連続/和歌山県

2023年12月26日 20時48分

社会

去年(2023年)の和歌山県産のみかんの産出額が、292億円となり、8年連続で日本一となったことが、農林水産省の生産農業所得統計でわかりました。

去年の和歌山県産のみかんの生産量については、15万2500トンで、19年連続で日本一となったことがすでに発表されています。

産出額には、付加価値など生産量以外の要因も影響することから生産量と産出額が比例するわけではなく、例えば、去年は、みかんの生産量が、2位・愛媛県、3位・静岡県だったのに対し、産出額は、逆に2位が静岡県、3位が愛媛県となりました。

和歌山県も、生産量が19年連続日本一となっているのに対し、産出額が8年連続にとどまっていることからもわかるように、付加価値をつけることが大きな課題となってきました。

こうした中、県は、2015年度からJAグループと連携して、光センサーのついた選果機を導入し、一定の基準以上の糖度を含んだみかんだけを、分けて出荷する厳選出荷に取り組み、成果を上げてきました。

県果樹園芸課では、「今後も優良品種への植え替えや、あぜの上をビニールフィルムで覆うマルチ栽培など高品質のみかん生産を推進し、販売単価の向上をはかっていきたい」と話しています。

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