【Mソン】24時間特別番組がスタート、桂枝曾丸さんメインに
2023年12月24日 17時16分
目の不自由な人や障害者のための募金を呼びかける、和歌山放送の特別番組・第38回「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が、クリスマス・イヴのきょう(24日)正午にスタートしました。
ラジオ・チャリティ・ミュージックソンは、和歌山放送のほか、東京のニッポン放送や、北海道のSTVラジオ、福岡のKBCラジオなど全国11のラジオ局が、目の不自由な人や障害者のための募金を呼びかけるクリスマス恒例のチャリティイベントで、和歌山放送では、ことし(2023年)で38回目となります。
今回のテーマは「みんな一緒に」で、特別番組では、和歌山市出身の落語家・桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんと、和歌山放送の税所(さいしょ)ひかるアナウンサーが、和歌山市の近鉄百貨店・和歌山店1階の特設スタジオから公開生放送を行いました。
この中で、目の不自由な人に寄り添って一緒に走るボランティア団体「紀の国ブラインドランナーズ」の松林正樹(まつばやし・まさき)代表と、シンガーソングライターの藪下将人(やぶした・まさと)さん、それに、ミュージカル女優の柳橋(やなぎばし)さやかさんが、2人の目の不自由なランナーとともに、和歌山市のフォルテワジマから近鉄百貨店までのおよそ2キロを一緒に走りました。
また、ミュージックソンに参加する11局を結ぶ「声の握手」も放送され、ことしのニッポン放送のパーソナリティで乃木坂46の久保史緒里(くぼ・しおり)さんが、枝曾丸さんらとエールを交換しました。
このほか、県警音楽隊のクリスマスコンサートの模様や、街頭募金基地「愛の泉」からのリポート、チャリティーオークションの模様も放送されました。
特別番組は、あす(25日)の正午まで放送され、午前8時55分から、和歌山放送パーソナリティで全盲の女性・亀山直美(かめやま・なおみ)さんを迎え、勤務先の点字図書館について伺うほか、元・和歌山市職員の全盲の男性・山﨑浩敬(やまさき・ひろたか)さんには、路線バスの乗り降りを通じた当時の小学生との交流を語ってもらいます。
ミュージックソンの募金の受付は、来月(1月)末まで行っていて、寄せられた募金は「通りゃんせ基金」として、音の出る信号機の設置や、福祉施設へ機器を提供することに役立てられます。 皆様の温かいお気持ちをお寄せ下さい。