第38回「wbsラジオ・チャリティ・ミュージックソン」募金活動スタート
2023年12月23日 16時08分
目の不自由な人や障害者のための募金を呼びかける和歌山放送ラジオの特別番組「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が、クリスマスイブのあす(24日)正午にスタートするのを前にきょう(23日)から街頭募金が始まりました。
ラジオチャリティミュージックソンは和歌山放送のほか、東京のニッポン放送や北海道のSTVラジオ、福岡のKBCラジオなど全国11のラジオ局が、目の不自由な人や障害者のための募金を呼びかけるクリスマス恒例のチャリティイベントで、和歌山放送では、ことし(2023年)で38回目となります。
今回のテーマは「みんな一緒に」で、あす(24日)正午にスタートする特別番組では、和歌山市出身の落語家・桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんと和歌山放送の税所(さいしょ)ひかるアナウンサーが、和歌山市の近鉄百貨店・和歌山店1階の特設スタジオから公開生放送を行います。
番組では、和歌山県警察音楽隊のクリスマスコンサートの模様や、街頭募金基地「愛の泉」からのリポート、ミュージックソンに参加している11局を中継してエールを交換する「声の握手」などが放送されます。
特別番組は、あさって(25日)の正午まで放送され、あさっては和歌山放送の番組「亀山直美(かめやま・なおみ)の、ごきげんよう」でパーソナリティを務める亀山直美さんが、勤務している点字図書館について語るほか、通勤のため路線バスを利用していた全盲の山崎浩敬(やまさき・ひろたか)さんとバスの乗り降りを手助けしていた小学生との今も続く交流や山崎さんを支える家族の声もお届けします。
和歌山放送ラジオではミュージックソンの特別番組に先立ってきょう(23日)からあさって(25日)まで県内のスーパーマーケットなどに「愛の泉」を設置し、募金をお願いしているほか、あす(24日)は、和歌山市と田辺市、新宮市でチャリティーオークションやチャリティーバザーを開催することにしていて、寄せられた募金やオークションなどでの収益金は「通りゃんせ基金」として、音の出る信号機の設置や福祉施設などへの機器提供に役立てられます。
なお、募金の受付は来年(2024年)1月末まで行っています。