この冬一番の冷え込み、高野山では真冬日に
2023年12月22日 19時04分
冬至のきょう(22日)の和歌山県は、各地ともこの冬一番の冷え込みで、山間部では、軒並み氷点下となりました。これは、上空に、この冬一番の寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まったためで、寒さが強まったきのう(21日)より、さらに寒くなりました。
アメダスの観測で、各地の最低気温は、標高800メートルの高野山で、氷点下5・9度を観測したほか、有田川町清水で氷点下2・5度、田辺市龍神で氷点下2・2度など、山間部では軒並み氷点下になりました。新宮で0度ちょうど、南紀白浜と和歌山市で2・2度、潮岬で2・6度など、海岸部でもこの冬一番の冷え込みとなりました。
そして、日中になっても、気温があまり上がらず、特に高野山では、午後2時半頃に観測した氷点下1・9度がこの日の最高気温で、今シーズン初めて、真冬日となりそうです。このほか、新宮で7・5度、潮岬で6・0度、和歌山市で5・3度などなど、各地で平年を4度から8度下回る寒さが続いています。
さらに、海岸部を中心に、10メートル前後の西寄りの風が吹いていて、体感温度はさらに低くなっています。
和歌山地方気象台によりますと、今回の強い寒波はあす(23日)までですが、その後も寒い日が続きそうで、山間部を中心に、積雪や路面の凍結に注意を呼びかけています。