新宮港で海上自衛隊の護衛艦「くまの」一般公開
2023年12月17日 11時15分
新宮市の新宮港に寄港した海上自衛隊の最新鋭護衛艦「くまの」の一般公開が、きのう(16日)午後行われ、大勢の見物客らでにぎわいましたました。
これは、自衛隊和歌山地方協力本部が「わかやま自衛隊フェア2023 in 新宮港」の一環で実施したもので、接岸している新宮港第3岸壁では、2千人近い見学者が長い列を作り、護衛艦に乗り込んで、船内を見学するという滅多に出来ない体験や、巨大な船体の写真を撮るなど、楽しんでいました。
2千人近い見学者が訪れ、滅多に見ることが出来ない護衛艦に乗り込み、船内を見学したり、巨大な船体の写真を撮るなど楽しんでいました。
護衛艦「くまの」は、全長133メートル、基準排水量3900トンで、乗組員はおよそ90人、去年(2022年)3月に就役し、神奈川県の横須賀基地に配備されていて、新宮港に寄港するのは、去年に続いて2回目ですが、艦内の一般公開が行われたのは今回が初めてです。
新宮港では、このほか、海上自衛隊と陸上自衛隊の車両や装備品、県警の警察車両なども展示され、見学者の関心を集めていました。
来年(2024年)1月に自衛隊の学校を受験するという中学3年の男子生徒は、「かっこよかった。将来こういうところで活躍してみたい」と話し、パトカーの乗車体験をした新宮市内の6歳の男の子は「大きくなったら警察官になりたい」と目を輝かせていました。
護衛艦くまのは、きょう(17日)午後2時に新宮港を離れます。