今月、橋本市の住宅が全焼し、この家に住む２０歳代の男性がやけどを負った火事で、橋本警察署はきのう（１２月１３日）、住宅に侵入して火をつけ、当時家にいた２人を殺害しようとしたとして、橋本市に住む４０歳代の男を放火や殺人未遂などの疑いで逮捕しました。

捕まったのは、橋本市に住む４０歳代の男で、警察の調べによりますと、男は、今月２日の午前４時すぎ、橋本市の住宅に侵入して火をつけ、当時、家にいた２人の男性を殺害しようとしたとして、住居侵入と放火、それに殺人未遂の疑いがもたれています。

木造２階建ての住宅が全焼したこの火事では、当時、家にいた２人のうち、２８歳の男性が、煙を吸い込んで軽いけがをして病院で手当てを受けました。

調べに対し、男は「火をつけたことに間違いないが、殺すつもりはなかった」と供述し、容疑を一部否認しているということです。

警察が、犯行の手口や動機などを詳しく調べています。