寺山恵美子さん死去 バレー「東洋の魔女」86歳

2023年12月10日 15時51分

社会

1964年の東京オリンピック・バレーボール女子で金メダルに輝き、「東洋の魔女」と呼ばれた日本代表の主力選手だった寺山恵美子(てらやま・えみこ)さん=旧姓・宮本恵美子(みやもと・えみこ)さんが、今月(12月)7日、敗血症のため、茨城県の病院で亡くなりました。86歳でした。

寺山さんは、和歌山市出身で、県立和歌山商業高校で活躍し、日紡貝塚(にちぼうかいづか)に入りました。故・大松博文(だいまつ・ひろぶみ)監督の猛練習で鍛えられ、貴重な左利きのアタッカーとして、活躍しました。そして、1962年の世界選手権優勝に貢献し、最優秀選手となりました。寺山さんは、引退後は茨城県でバレーボール指導に携わりました。

葬儀・告別式は、あさって(12日)午前11時から、茨城県日立市(ひたちし)諏訪町(すわちょう)1030の日立平和台会館で営まれます。喪主は、夫の徹(とおる)さんです。

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