和歌山県の青少年団体などが集まり、ステージショーやワークショップを開く「紀州っ子アドベンチャーフェスタ」が、きょう、和歌山市手平（てびら）の和歌山ビッグ愛と和歌山ビッグウエーブで開かれました。

これは、さまざまな体験を通して子供達に社会の変化に対応していく力を身に付けてもらおうと、わかやま「体験の風をおこそう」運動推進実行委員会が主催となって開いたイベントで、今年で４回目を数えます。

和歌山県内のおよそ２０の団体が参加し、ステージでのマジックショーや読み聞かせのほか、液体窒素を使った実験教室、点字体験、工作教室などのワークショップが開かれました。

各ワークショップは事前に体験者を募集し、のべ７００人の応募がありました。空いた枠には、当日に申し込む参加者もあり、会場は多くの家族連れで賑わいました。

わかやま「体験の風をおこそう」運動推進実行委員会事務局の中村裕詞（なかむら・ひろし）さんは「さまざま体験を通して、子供達に社会性や協調性を育んでもらうのが狙いです。体験の中で自分ができることを見つけ、協力することの大切さを知ってもらいたい」と話しました。