県職員の男、酒気帯び運転で現行犯逮捕
2023年12月09日 12時10分
広川町(ひろがわちょう)の県道で酒気を帯びた状態で乗用車を運転したとして、県の職員の男が現行犯逮捕されました。
道路交通法違反の酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、由良町(ゆらちょう)に住む県職員の中谷方弥(なかたに・まさや)容疑者59歳です。
調べによりますと、中谷容疑者は昨日夜10時ごろ、広川町の県道で酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いが持たれています。
中谷容疑者は、対向車と正面衝突する事故を起こし、検査で基準値を超えるアルコールが検出されました。けがをした人はいませんでした。
警察によりますと、中谷容疑者は、県の海草振興局農林水産振興部の部長で、調べに対し、「飲酒運転して対向車と接触した」と容疑を認めているということです。
海草(かいそう)振興局の河野眞也(こうの・しんや)局長は、「当局の職員が昨日、有田湯浅警察署に酒気帯び運転で逮捕されたことは誠に遺憾です。今後の捜査状況を見守りながら、事実関係の把握に努め、厳正に対処してまいります」とコメントを発表しています。