「エルトゥールル号の軌跡」や
「テヘラン脱出」などの作品を制作した
海南市の向山精二さん７７歳が現地時間１６日夜、
ベルリンフィル・ハーモニーのホームホールで、
【世界平和への訴えコンサート】を開催し、
会場を埋め尽くした２０００人以上の観客が
大きな拍手と歓声で答え、大きな盛り上がりを見せました。

向山さんは、これまでトルコと日本のエルトゥールル号にまつわる友情物語を
コンサートに制作し、和歌山県文化奨励賞を受賞するなどしてきました。
海外公演は、５年前にニューヨークのカーネギーホールでソルドアウトにした公演に次ぐものです。
　ベルリンフィルハーモニーのホームホールで夜７時から開演したコンサートでは、満席になった会場で、指揮者を務める向山さんが、
自ら作曲した「エルトゥールル号の遭難・救出」と「テヘラン脱出」を
舞台正面に大きく映し出された映像をまえに指揮をしました。
そして、ソリストの瑞樹比美香（たまき・ひみか）さんが「九死に一生」を
矢倉愛（やくら・あい）さんが「エルトゥールル号の軌跡」について熱唱すると、観客から大きな拍手と歓声があがり、大きな盛り上がりを見せていました。