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維新和歌山県総支部・幹部解任請求書提出の和歌山市議2人を処分

2023年12月08日 20時50分

政治

日本()維新の会・和歌山県総支部は、今月(12月)5日付けで、所属の和歌山市議会議員2人に、除名と離党勧告の処分をそれぞれ言い渡しました。

処分を受けたのは、除名が志賀弘明()(しが・ひろあき)議員68歳、離党勧告が新古祐子(しんこ・ゆうこ)議員51歳です。

県総支部は、処分の理由について、党の主要政策「身を切る改革」の一環としての議員報酬の寄附を行っていなかったとして離党勧告を受けた、和歌山県議会の林隆一(はやし・りゅういち)())議員への処分は不当だとして、県総支部に役員5人の解任請求書を提出したことが「事実誤認に基づく役員に対する誹謗中傷」にあたるなどとしています。

また、県総支部は、2人の議員が林議員が10月に開いた離党勧告処分への不満を表明した記者会見に勝手に同席して、県総支部への不満を表明したことや、志賀議員が議員報酬の寄附を示す領収書について、寄付先を明記していない不適切なものを提出し、再提出の求めにも応じなかったことを重くみて処分を決めました。

志賀議員と新古議員は「処分は公平性に欠けている。通告は一方的だ」などと処分に反発していて、離党勧告を受けた新古議員は近く離党届を提出する方針です。

一方、県総支部の浦平美博()(うらひら・よしひろ)幹事長は「この問題の発端は、林議員が身を切る改革行っていなかったことだ。2人の市議が県総支部の幹部への解任請求を出したが、事実誤認によるもので、検討に値しないと判断した。そもそも他人のことを指摘しておきながら、自らが改革を適切に実行していないのはどうかと思う。これまで通り、粛々と対応するだけだ」と話しています。

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