和歌山県社協「ふくしフォトコンテスト」審査資料流出で陳謝

2023年12月07日 19時17分

事件・事故社会

和歌山県社会福祉協議会は「ふくしフォトコンテスト」の昨年度と今年度の審査資料が外部に流出し、個人情報が漏えいしたことを明らかにし、きょう(7日)陳謝しました。

漏えいした審査資料は、和歌山県社協などが主催した、昨年度(2022年度)と今年度(2023年度)の「ふくしフォトコンテスト」のいずれも1次審査と2次審査の事前資料あわせて8点のPDFファイルで、応募者の名前や性別、生年月日、住所、メールアドレス、勤務先といった個人情報が含まれていて、あわせて237作品・105人分にあたるということです。

県社協の担当職員が、審査委員へ資料をデータ送信する際に、内部システムから一般には非公開の設定で送信したつもりが、実際には不特定多数が見られる状態で送信したことが原因ということで、今月(12月)4日に応募者からの指摘でわかったということです。

県社協では、この日のうちにデータを削除し、応募者に通知と謝罪を行ったということで「深く反省し、職員の個人情報の適切な取扱いを徹底し、再発防止に努める」と陳謝しました。具体的には、データ送信に使ったシステムの使用を禁止し、よりセキュリティの高いシステムへの変更を行うことにしています。

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