万博関連の情報<発信:和歌山県>

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和歌山城西之丸庭園ライトアップ

2023年12月05日 18時19分

社会

和歌山城の西之丸庭園(にしのまるていえん)・紅葉渓(もみじだに)が、静かにライトアップされ、毎夜、色づいた紅葉を幻想的に照らし出しています。

ライトアップされた和歌山城の西之丸庭園・紅葉渓

これは、今年(2023年)、和歌山城北側のけやき大通りを75万球のLEDの光で彩るイルミネーション・イベント「けやきライトパレード」が行われていることから、この期間にあわせ、先月(11月)23日からライトアップされているものです。

ライトアップは、毎日、西之丸庭園が閉園する午後5時から11時まで行われ、この時間に庭園に入ることはできませんが、庭園の外周の「鶴の渓(つるのたに)側」散策道から、全景を眺めることができます。和歌山市の和歌山城整備企画課によりますと、「安全面から、夜間の庭園の開放は実施していない」ということです。また、西之丸庭園の紅葉については、「そろそろ終盤。見頃は、今週末くらいまで」と話しています。

西之丸庭園は、紀州徳川家・初代藩主、徳川頼宣(とくがわ・よりのぶ)が作らせたとされる池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)で、徳川家以前の浅野(あさの)時代に築かれた内堀(うちぼり)の一部と、虎伏山(とらふすやま)の起伏を巧みに取り入れた日本庭園として、国の史跡・名勝に指定されています。庭園には、もみじも多く植えられ、晩秋から初冬にかけての今の時期は、それらが赤く色づき、堀の中に浮かぶ「鳶魚閣(えんぎょかく)」とともに、水に映り込む姿をあわせ、絶景を見せてくれています。

和歌山城西之丸庭園のライトアップは、来年(2024年)2月29日まで実施されます。

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