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和歌山市で障害者週間の街頭啓発・もっと知ってヘルプマーク

2023年12月04日 18時27分

社会福祉・医療

和歌山市の和歌山駅と和歌山市駅で、けさ(4日)障害者週間を市民に知らせる街頭啓発が行われ、参加者は障害者福祉の促進と「ヘルプマーク」への理解を呼びかけました。

けさの街頭啓発のもよう(12月4日・JR和歌山駅)

これは、毎年12月3日から9日までの障害者週間に合わせて、和歌山市が主催し、和歌山市の社会福祉協議会や身体障害者連盟、障害児者父母の会、精神障害者家族会「つばさの会」、それに和歌山くろしおライオンズクラブなどの協力で行われたものです。

配布された啓発グッズ

このうち、和歌山駅前で行われた啓発活動では、和歌山市身体障害者連盟や和歌山くろしおライオンズクラブなどの40人が、通勤・通学客に啓発グッズを配って、障害者問題への関心を高めることや、福祉の促進を訴えました。あわせて、ヘルプマークへの理解とヘルプマークを持った人への助けを呼びかけました。

ヘルプマークは、義足や、こころの障害、発達障害、妊娠初期など、外見ではわかりにくい人が、日常生活で援助や配慮を必要としていることを示す、赤字に白の十字とハートがたてにデザインされたマークですが、多くの人への周知が課題となっています。

和歌山くろしおLCの田中利幸会長

啓発に参加した和歌山くろしおライオンズクラブの田中利幸()(たなか・としゆき)会長は「まだまだ周知が必要です。ヘルプマークを持っている人を見かけたら、助けが必要な人なので、多くの人に協力して欲しい」と呼びかけています。

同時に行われた和歌山市駅前の啓発活動には、和歌山市の職員と、和歌山市社会福祉協議会、身体障害者連盟、それに、手をつなぐ育成会のおよそ20人が参加し、障害者週間を呼びかけました。

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