万博関連の情報<発信:和歌山県>

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書道パフォーマンスで交通安全 冬の啓発運動期間中

2023年12月02日 19時15分

イベント交通社会

高校生による書道パフォーマンスや、警察音楽隊の演奏で交通安全を訴える啓発活動がきょう(12月2日)、和歌山市のショッピングセンターで行われ、買い物客がステージに見入っていました。

これは、和歌山県独自の交通安全運動の取り組み「わかやま冬の交通安全運動」の一環として、和歌山県と和歌山北警察署が主催したものです。

きょう午後、和歌山市中野のスーパーセンターオークワパームシティ和歌山店・1階イベントホールで開かれたイベントでは、和歌山県警察音楽隊が、刑事ドラマの主題歌やクリスマスソングなどの楽曲を演奏し、カラーガード隊が、最後に「交通安全」と書かれたボードを掲げてアピールしました。

また、県立桐蔭高校書道部の部員のうち、5人の女子部員が、タテ3メートル、ヨコ5・5メートルの紙に『STOP飲酒運転』などの文字を書くパフォーマンスを披露しました。

パフォーマンスを終えた女子高生は、「『犠牲になるのは、あなたの家族かもしれない』という部分に力を込めました。こうした啓発に参加したのは初めてでしたが、交通事故のニュースを多く見聞きするので、これを見ることで、1人でも飲酒運転する人が減り悲しむ人が少なくなれば」と話していました。

主催した県県民生活課の山出武文(やまいで・たけふみ)さんは、「和歌山県では、飲酒運転根絶の条例も作って取り組んでいますが、今年もこれまでに飲酒運転による死亡事故が3件発生しています。こうした中で、若い人たちの言葉で訴えようと、高校生にお願いしました。心に訴える言葉を書いてもらってありがたい」と話しました。

書道パフォーマンスによる作品は、今月(12月)10日まで続く「わかやま冬の交通安全運動」期間中、スーパーセンターオークワパームシティ和歌山店の1階に展示されます。

このほか、きょうの啓発イベントでは、交通安全母の会や交通指導員会などの交通ボランティアらが買い物客に啓発グッズを配り、交通安全を呼びかけたほか、パトカーや白バイの展示も行われ、子どもたちが、体験乗車していました。

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