川湯温泉に大露天風呂 和歌山県田辺市本宮町
2023年12月01日 22時57分
和歌山県田辺市本宮町の川湯温泉できょう(12月1日)、冬の風物詩として知られる恒例の大露天風呂「仙人風呂」がオープンしました。
「仙人風呂」は、川底から湧き出る温泉を利用した露天風呂で、来年2月29日まで無料で入浴できます。
熊野本宮観光協会などでつくる実行委員会が、熊野川の支流の一部をせき止めて開設するもので、源泉は高温で、そのままでは入れないため、川の水を加えて40度前後に調整しています。
温泉の広さは、幅およそ24メートル、奥行きおよそ12メートルです。
一番湯に入った、近くに住む男性は、「気持ちいいです。この露天風呂があることで、周りが賑やかになるので、うれしい」と話しました。
また、実行委員会の芝伸一郎(しば・しんいちろう)委員長は、「広い露天風呂の所々で温泉が湧いていて、自分の気持ちいい温度の場所を探して入るのも面白い。自然の中で入浴を楽しんで」と話していました。
入浴に関する問い合わせ先は、観光協会、0735・42・0735です。