遺体切断で殺人容疑の死亡男 和歌山地検が不起訴
2023年12月01日 19時46分
和歌山市で今年(2023年)1月、放置されていた車両のトランクやキャリーケースの中から女性の切断遺体が発見された事件で、和歌山地方検察庁はきのう(11月30日)、殺人と死体損壊・遺棄の疑いで容疑者死亡のまま書類送検された、当時59歳の男を不起訴処分としました。
不起訴となったのは、和歌山市の会社経営、中谷順彦(なかたに・よよしひこ)容疑者で、中谷容疑者は、今年1月17日までに、自宅で同居していた平柳奈都弥(ひらやなぎ・なつみ)さん当時38歳を窒息死させて遺体を切断し、キャリーケースに詰めて遺棄したとして、8月に書類送検されました。
中谷容疑者は、和歌山市を流れる紀の川の河口付近で、水死体で見つかっていました。