和歌山県立高校に勤務する４０代の男性教員が、女子生徒を盗撮したとして、きのう（１１月３０日）付けで、和歌山県教育委員会から懲戒免職処分を受けました。

県教育委員会・教職員課によりますと、男性教員は、先月（１１月)１６日の放課後、女子生徒をＳＮＳで教室に呼び出して片付けものを頼み、そのすきに背後からスマートフォンでスカートの中を盗撮したものです。

生徒からの通報で発覚し、教員は校長の事情聴取に対して、はじめは否定していましたが、その後、矛盾点を追求されると、盗撮を認めたということです。

また教員は「複数の生徒や教員に対しても盗撮をした記憶がある」とも話しているということです。

女子生徒側は警察に被害届を提出しました。

教員は「自分の性的欲求を満たすためにやった。教員としての資格を欠く行為で、深く反省している」と話しているということです。

県教育委員会・教職員課は、きょう（１２月１日）記者会見で謝罪しました。