和歌山県・LPガス料金高騰対策に2億7600万円補正予算案計上
2023年12月01日 19時51分
和歌山県は、物価高騰対策として、ことし(2023年)8月から10月まで行った、LPガス料金の補助事業を今月(12月)から再開するための費用として、およそ2億7600万円を12月補正予算案に計上し、きょう(12月1日)開会した12月定例県議会に提出しました。
財源は、8月の時と同じく、国の経済対策の交付金を活用し、2億7619万円を計上しています。
県では、国のガス料金緩和措置の対象とならないLPガスの負担を軽減するため、ことし8月から10月まで、国の経済対策の交付金を活用して、県内のLPガス販売事業者に対して、月額1000円相当の減額を支援しました。
今回の補正予算では、12月使用分のLPガスの料金減額を県が支援するもので、8月の時と同様な支援額になるものとみられます。
県では、12月定例県議会で補正予算案が可決され次第、補助事業を開始することにしています。