和歌山市名草地区にポンプ排水整備へ12月議会に関連議案提出

2023年11月29日 15時32分

社会

今年(2023年)6月2日の線状降水帯発生による豪雨災害で亀の川が氾濫したことを受け、和歌山市は名草地区の羽鳥橋のポンプ排水施設などを整備することになり、来月(12月)2日に開会する市議会12月議会に関連議案を提案することになりました。

市によりますと事業費は1690万円で主に施設の設計費用です。

ポンプ排水施設が整備されるのは名草地区の羽鳥橋排水ポンプ場で、亀の川の氾濫で住宅地の浸水が課題になっていました。

整備には数年かかるとみられ和歌山市では、12月の補正予算で四箇郷地区など3か所で水路を改修したり、道路への落石防止などに取り組むことにしています。和歌山市の尾花正啓市長は「今後も河川の氾濫による内水面の排水対策など線状降水帯の対策に力を入れる」と述べています。

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