和歌山県日高川町発注の公共工事の入札を巡り、業者に便宜を図った見返りに、現金を受け取ったとして、和歌山地方検察庁は、きのう（１１月２２日）、加重収賄の罪で元副町長を追起訴するとともに、業者を贈賄の罪で追起訴しました。

起訴状によりますと、日高川町の元副町長、小早川幸信（こばやかわ・ゆきのぶ）被告６６歳は、去年（２０２２年）５月と今年（２０２３年）７月、日高川町発注の公共工事の指名競争入札で、最低制限価格に近い基準額を教えるなどした謝礼として、「駒場工務店」の元代表取締役、駒場一仁（こまば・かずひと）被告６０歳から、現金あわせて５０万円を役場で受け取ったとされています。

和歌山地検は、認否を明らかにしていません。