兄弟お笑いコンビ「すみたに」和歌山市立砂山小でいじめ防止の講演会

2023年11月21日 16時28分

イベント教育社会

きょう(21日)和歌山市立砂山()小学校で、児童と保護者を対象にした人権教育講演会が開かれ、和歌山出身の兄弟お笑いコンビで和歌山放送パーソナリティの「すみたに」が、いじめを見て見ぬふりをしないよう訴えました。

きょうの人権教育講演会のもよう(11月21日・和歌山市立砂山小学校)

これは、砂山小学校と、砂山地区人権委員会、それに、砂山公民館の主催で開かれたもので、きょうは、小学4年生から6年生までの児童と保護者らが出席しました。

「すみたに」兄のまさとしさん(左)・弟のよしひろさん(右)

すみたには、レギュラーを務める和歌山放送のワイド番組「全開!水曜日」に寄せられた、いじめを受けて不登校になった中学生の母親からのお便りをきっかけに、いじめの撲滅について考えるようになったと語りました。

漫才のツッコミになぞらえて「ツッコミは、ボケの面白さにいち早く気づいてお客に知らせる行為です。いじめやいじりを受けている人に気づいたら、その立場に立って辛さを想像し、その人に優しくツッコミを入れて守って欲しい」と呼びかけました。

例えば、おならをしてしまった友達に対して「くさい!」と言ってしまったあとに、「でも、おならは誰でもするもんなぁ」と優しくフォローしてあげることで、相手を傷つけない気配りが重要だとアドバイスしました。

それでもいじめに遭って辛いときは「いじめられていい人などいません。自分はけして悪くないと言い聞かせ、身近な大人や先生に助けを求めましょう。みんなも見て見ぬふりをせず、先生やおうちの人に声を掛けて助けてください。ぼくらすみたにも味方です」と訴えました。

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