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市高デパート始まる あす(19日)まで

2023年11月18日 16時28分

イベント教育経済

会場の設営から商品の仕入れ、販売、決算、さらにはPRまで生徒自らが取り組む「市高デパート」がきょう(18日)から和歌山市六十谷の市立和歌山高校で始まりました。

「市高デパート」は、1977年から始まった勤労体験学習「市和商(しわしょう)デパート」以来毎年行われ、新型コロナウイルスの感染拡大で2019年から3年間中止されていましたが去年(2022年)再開しています。

初日のきょう(18日)は、午前9時の開店前から地元の人を中心に買い物客らが詰めかけ、行列ができるほどの盛況ぶりでした。

市高デパート生徒実行副委員長 藤原昂己(ふじわら・こうき)さんは盛況ぶりに「人がいっぱい入ってくれて盛り上がっているので、うれしいです」と話していました。

校内では、校舎と校庭に46の店舗が設けられ、洋菓子や乾物、家庭雑貨、文房具などのほか野菜や果物、荒巻鮭や巻きずしなど、およそ1000種類の商品が販売されています。

毎年この時期恒例の催しとして地元に定着していて多くの人が訪れ、市高では、2日間で1万人の来場を見込んでいるということです。

なお、「市高デパート」はあす(19日)も午前9時から正午まで市立和歌山高校で開かれますが、市高デパート生徒実行委員長の松浦昂太郎(まつうら・こうたろう)さんは「明日も全員で笑顔で販売するので、お客さまが安心してお買い物できるように接客していきたいと思います」と話し、来場を呼び掛けていました。

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