和歌山税務署管内納税表彰式 和歌山県和歌山市で開催

2023年11月14日 18時47分

教育社会

国税の申告と納税、租税教育などに功績のあった人を顕彰する和歌山税務署の納税表彰式がきょう(11/14)、和歌山市のホテルで開かれました。

和歌山市・ホテルグランヴィア和歌山で開かれた式典(2023年11月14日)

これは、和歌山税務署と公益財団法人・和歌山納税協会、 それに和歌山納税貯蓄組合連合会の3者が、管内で国税の申告や納税に多大な貢献をした人や租税教育の推進に協力した学校などを表彰しているものです。

式典では、はじめに和歌山税務署の大西孝幸(おおにし・たかゆき)署長が挨拶し、「納税者の自発的な納税を実現するため、納税手続きのデジタル化などをはかり、適正で公平な課税の実現と、期限内納付の推進に務めていきますが、これは、皆さんからの支援をいただいて初めて実現できること。今後も一層のご理解、ご協力を賜りたい」と呼びかけました。

挨拶する大西署長

この後、和歌山税務署長表彰と感謝状、和歌山納税協会長表彰と感謝状、それに和歌山納税貯蓄組合連合会長表彰の授与が行われ、それぞれ個人や団体に賞状が贈られました。

そして受賞者を代表して、和歌山納税協会理事の林俊行(はやし・としゆき)さんが挨拶し、「私たち一同は、本日の栄誉を契機として、さらに正しい税知識の普及などに一層の力を注ぎ、この栄誉に応えてまいります」と決意を語りました。

受賞者を代表して挨拶する林さん

このほか、式典では、今年度の税の作文コンクールで、44万5千点あまりが寄せられた中学生の部で、「全国の納税貯蓄組合連合会会長賞」に選ばれた和歌山市立東中学校3年の吉田朱里(よしだ・しゅり)さんと、「大阪国税局長賞」を受賞した智辯学園和歌山中学校3年の筈谷将大(はずたに・まさひろ)さんが、それぞれの作文を朗読しました。

自らの作文を読む吉田さん
作文を披露する筈谷さん

このほか、今年度の税の作文コンクールでは、和歌山県内から、有田川町立吉備中学校3年の梅谷採花(うめたに・あやか)さんが「国税庁長官賞」を受賞したほか、和歌山市立貴志中学校3年の狗巻諒祐(いぬまき・りょうすけ)さんが「全国納税貯蓄組合連合会優秀賞」を受賞するなど、中学生の部で10人が、近畿以上の賞に選ばれました。

また、高校生の部では、県立新宮高校1年の脊古彩羽(せこ・いろは)さんが「公益社団法人・納税協会連合会会長賞」を受賞しています。

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