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JRなどが熊野古道体験ツアー―参加者募集始める/和歌山県

2023年11月14日 15時20分

交通社会経済

熊野古道が来年(2024年)世界遺産登録20周年を迎えることから、JR西日本和歌山支社などが連携し熊野古道の文化を体験するモニターツアーを行うことになりきょう(14日)からネットで参加者を募集しています。

これはJR西日本和歌山支社や上富田町観光協会、田辺市が連携して行うものです。モニターツアーは来月(12月)9日、来年(2024年)1月20日、2月10日出発の3回行われ募集は各回20人です。

コースは熊野詣の時に水を浴びて身を清めた海や川、温泉の3か所の垢離(ごり)場を訪問するほか、曲げわっぱづくり体験や電動アシスト自転車で稲葉根王子などを訪ね歩いたり、古道ウォークをするなどします。また地元のことを学ぶため語り部との夕食会に参加したり日本最古の温泉と言われている湯の峰温泉で宿泊して熊野古道の良さに理解を深めます。

参加には18歳以上で2人1組で参加でき、アシスト自転車に乗ることが出来るなどの条件があります。とくに、鉄道を利用して集合場所まで来ることや、SNSや様々なメディアで情報発信に熱心な人の参加を希望しています。

参加費は無料ですがJR紀勢線の紀伊田辺駅までの旅費は自己負担です。

参加希望者は日本旅行のサイトから応募できますが、応募者多数の場合は主催者が選考して参加者を決めます。詳しいことについては、日本旅行Tis和歌山支店電話073-436-1388で問い合わせに応じています。

主催者は、熊野古道や紀伊半島の良さを広く情報発信してくれる人の参加を希望していて、来年世界遺産登録20周年を迎えることから多くの観光客の誘客につなげたいと期待を寄せています。

熊野古道体験モニターツアーを説明する関係者(和歌山県庁で)

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